●遠江支部ホーム
●支部の紹介
支部長挨拶
支部報紹介
●入会案内
●探鳥会・行事案内
●年間行事予定
●探鳥地案内
●季節の鳥便り
●各部会活動
探鳥会・行事報告
●保護地紹介
●会員作品集
●リンク集
|
支部報紹介 2005年1・2月号 (Vol
215) より
奥山だより-9
大杉正樹
昨 年後半は夏場の集中豪雨や度重なる台風の上陸、さらには新潟中越地震など大きな自然災害にみまわれました。おかげと私たちの地域は、いづれも難を逃れ無事に年を越すことができました。
奥山方面に限った話ではありませんが、北陸地方で秋に人里にクマ出没!ではありませんが、秋から冬にかけてよくイノシシが出没します。特に第二東名の工事が開始されてから目立つ気がします。
山の中に入ると、やわらかい土の部分には体を横たえこすりつけた跡や、鼻などで土を掘り返しミミズなどの小動物を探した跡を見つけることができます。食べ物としては他に木の根や実、昆虫なども食べるとされています。しかし最近では、少々危険を冒してでも確実に食べることができる家庭で出たゴミ等をあさりに行ってしまうこともしばしばおこり得ます。
私も記憶するところでは一昨年の秋、ニュースで神戸のけっこう街中の住宅地にイノシシ親子が我が物顔で歩いている風景を見ました。人と目が合うとまっしぐらに向かって来て体当たりしたり、ひどい場合は指を食いちぎられた事例もあったとか。
六甲山と人の住む環境との距離が近いせいもあると思われますが、幸い奥山周辺では人的被害はないように見受けられます。
ミ カンなど農作物の畑では、電気を流した膝ぐらいの高さに張ったロープで侵入を防ぐ対策をとっていますが、イノシシだけではありません。ハクビシンやサルなど“頭のイイ”動物たちは他にもいます。
「人と野生動物の共存」と言われて久しいですが、一言では解決できそうにない大きなハー
ドルです。
ナイロンと細い針金をより合わせたロープ
|
奥山だより-9
奥山だより-8
奥山だより-7
奥山だより-6
奥山だより-5
奥山だより-4
奥山だより-3
奥山だより-2
奥山だより-1
|