日本野鳥の会 遠江  保護地の紹介

日本野鳥の会は、野鳥や自然を愛する人々が集う自然保護団体です。

 

 

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[桶ヶ谷沼]
 ベッコウトンボを始めトンボの宝庫として知られる桶ヶ谷沼は、野鳥の生息地としても優れた環境を有しています。今から15年前に桶ヶ谷沼の自然環境保全のために発足した「桶ヶ谷沼を考える会」に当初から参加し、桶ヶ谷沼の「自然環境保全地域」指定に力を尽くしてきました。現在は『ふるさと生き物ふれあい構想』として平成15年度に「ビジターセンター」を初めとする諸施設ができ整備が進められる中で、猛禽類から水鳥の生息への影響をより少なくするよう、主に「野鳥」の側面から環境保全への提言を続けています。

夏場の桶ケ谷沼全景

 

冬は数千羽のカモ達がやってくる     

 

トモエガモが見られる貴重な場所となっている    コハクチョウもここ毎年のようにやってくる  

 [桶ケ谷沼で観察される主な野鳥]

 カイツブリ・ダイサギ・コサギ・アオサギ・コハクチョウ・マガモ・カルガモ・コガモ・トモエガモ・ヨシガモ・オカヨシガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・ハシビロガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・オオタカ・ハイタカ・ノスリ・サシバ・コジュケイ・バン・オオバン・カワセミ・アオゲラ・アカゲラ・コゲラ・ヒバリ・ツバメ・キセキレイ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・ビンズイ・タヒバリ・ヒヨドリ・モズ・ルリビタキ・ジョウビタキ・シロハラ・ツグミ・ウグイス・センダイムシクイ・セッカ・キビタキ・サンコウチョウ・エナガ・ヒガラ・ヤマガラ・シジュウカラ・メジロ・ホオジロ・カシラダカ・ミヤマホオジロ・アオジ・オオジュリン・カワラヒワ・マヒワ・ウソ・イカル・シメ・スズメ・ムクドリ・カケス等

 

[磐田大池]

磐田大池はJR磐田駅の南にあり、昔から米作りに使われてきた灌漑用のため池です。夏の間、大池は満水となりますが、9月から翌年4月までは水が抜かれること、年々田の土が流入してきたこと、海抜0mで潮の干満の影響を受けることから内陸では珍しい干潟とアシ原ができるようになりました。
干潟には内陸性のシギ・チドリ類やカモ類、ワシタカ類が、アシ原には渡りをする小鳥類や塒を求めてやってくるツバメなど多くの野鳥が訪れます。県がこの大池を浚渫して洪水時の遊水池にすることを計画したことから、干潟とアシ原を残すように要望し、地元農家の方々、磐田市も含め打合せを持ちながら浚渫工事が現在進行中です。
幸い、干潟の一部とアシ原は残ることになりましたが周囲の堤防が新しくなるなど、環境が変わりつつあります。ウォッチャーの皆さんは地元の方々の維持管理があって今の大池があることを忘れないようにしましょう。

   

2002年にはヘラサギも訪れた

 
[磐田大池で観察される主な野鳥]

カイツブリ、ヨシゴイ、ゴイサギ、ササゴイ、アマサギ、チュウサギ、ツクシガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、セグロカモメ、クロハラアジサシ、ミサゴ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、キジ、バン、オオバン、コチドリ、イカルチドリ、ケリ、タゲリ、トウネン、ウズラシギ、アカアシシギ、ツルシギ、ハマシギ、ミユビシギ、ツルシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、タカブシギ、キアシシギ、タシギ、イソシギ、ソリハシシギ、オグロシギ、オオハシシギ、セイタカシギ、カワセミ、ツバメ、モズ、ノビタキ、ツグミ、ウグイス、セッカ、ツリスガラ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン、カワラヒワ 等  

 

静岡県・磐田市