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磐田大池

静岡県磐田市
大池は内陸性干潟という珍しい環境を有する池で、春と秋の渡りのシーズンには多数のシギ・チドリ類が渡来します。

大池はJR磐田駅の南約1kmにあり、住宅地と農地の境に位置する10haほどの広さの四角い形をしたかんがい池です。
この大池は淡水性の池ですが潮の干満により水位が上下する内陸性干潟という珍しい環境を有しています。このため5月から9月中旬の間のいわゆる「溜池」として使用されている時は普通の「大きな池」でしかありませんが、これ以外の「水を落としている」時期は水位が潮の干満によって変化し、干潮時には干潟が出現します。
この「水を落としている」時期は環境が刻々と変ることもあって様々な鳥を見ることができます。特に春と秋の渡りの時期には多くのシギ・チドリ類が渡来し私達を楽しませてくれます。
しかし現在水量調整池としての工事が進行中で、干潟の浚渫とアシ原の刈り取りが行われています。幸い地元の人たちの理解と協力もあって干潟の一部は残る事になりました。ただし将来も野鳥の休息地であり続けるかどうかは予断を許さない状況です。
なお周辺にトイレはありませんのでご注意下さい。
  
〔探鳥モデルコース〕観察ポイント
@ 大池橋から東
車に注意しながらの観察となります。干潟面より高いため観察はしやすいのですが部分的に張り出してきたアシで見えない部分があります。
A 北側
大池橋と反対の位置になります。池全体を見渡せますが、大池橋に比べると低いため遠方は観察しずらくなります。
B 東側の土手
北側と同様池全体を見渡せます。土手の上のため割りと高さもあり観察には適しています。ただし干潟からは距離があるため高倍率の望遠鏡が必要となるでしょう。

磐田大池観察ポイント

〔交通〕
 磐田駅から徒歩でも行けます。車で行く場合、駐車可能なスペースはありますが駐車場はありません。周囲は生活道路で交通量も多く、また時期によっては農作業も行われています。くれぐれも迷惑駐車にならないようご注意下さい。特に大池橋から東に伸びる道路沿いでの駐車は厳に謹んで下さい。

 磐田大池地図

 

磐田大池の風景

アシ原のタシギ

磐田大池で確認された野鳥

カイツブリ、カワウ、ヨシゴイ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、シマアジ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、トビ、ハヤブサ、キジ、バン、コチドリ、シロチドリ、ムナグロ、ケリ、タゲリ、トウネン、ヒバリシギ、オジロトウネン、ウズラシギ、ハマシギ、エリマキシギ、キリアイ、オオハシシギ、ツルシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、クサシギ、タカブシギ、キアシシギ、イソシギ、ソリハシシギ、オグロシギ、タシギ、セイタカシギ、セグロカモメ、コアジサシ、キジバト、ヒメアマツバメ、アマツバメ、カワセミ、ヒバリ、ショウドウツバメ、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ノビタキ、ツグミ、ウグイス、オオヨシキリ、セッカ、ツリスガラ、ヤマガラ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

給餌するカイツブリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヨシゴイ